【山歩き】あった、あった、大好きなワラビ採り|小樽 山歩き キノコなど

小樽

ワラビ

去年、山歩きをしていて大量のワラビの葉が展開された笹薮を見つけました。おそらくあまり採集されていないスポットのような気がして、来年訪れようと予定していました。満を持して今週水曜日、採集に入りました。そして予想通り採集適期のワラビが大量にありました。採集された方がいた形跡はありましたが、太く大きいものがたくさんあり、楽しい時間を過ごしました。山菜にしろ、キノコにしろ、採集をしている時間は、特別な時間のような気がします。一年の中で発生場所と発生時期を見極め、目的のものを探し当てる、アドレナリン発生のひとときで、ささやかながら優越感に浸れる時間帯です。おそらくこの行為(採集、観察)が今の私の生き甲斐になっていることは間違いありません。

クルマバツクバネソウ
ホウチャクソウ
ツクバネソウ
カタクリの実
ユキザサの花

山歩き

今週、最後となるであろう山菜採りに山に入りました。エゾハルゼミが命の詩を響かせていました。ちなみに西洋人は虫の音を雑音と感じているそうです。その違いは、日本人は虫の音などを、左脳(言語脳とも呼ばれ言葉などの論理的な処理を受け持つ)で聞き、西洋人は、右脳(音楽脳とも呼ばれ音楽や機械音、雑音の処理を受け持つ)で聞くそうです。さて1時間ほど散策し、結果ウドを2本いただきました。これから6月~7月、植物は繁茂し、花を咲かせ、昆虫と蜜月の関係を結ぶでしょう。あるいは、誘惑、親密、欺瞞、闘争、餌食など生物として、種を存続させるため、手練手管を弄する日々を送るでしょう。この時期の山は、人間の侵入を拒んでいるようです。植物や動物が命を懸けた、あるいは生きる豊かさを享受する大切な時間帯のような気がします。そこには人間は必要とされていないようです。人知を超えた世界が展開されているのでしょう。

いつも入る苗圃公園の空き地に、ササの花が咲いていました。クマイザサの花と思ったのですが、改めて図鑑をながめていると、ミヤコザサという種類のササのようでした。今までの認識ではクマイザサ、チシマザサの2種類が小樽で見かけるササと思っていました。開花周期は、数十年から100年くらいと諸説あるようです。

ミヤコザサ
コンロンソウ
タニウツギ

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