【粘菌類】粘菌類は皆、名前にホコリがつきます!|小樽 山歩き キノコなど

キノコ

タマツノホコリ

先日見つけた白いバフンウニのようなコンペイトウのようなキノコを3日後確認に行きましたが、消えていました。あとには白い平面的なものが付いていました。これはひょっとしてキノコではなく粘菌の一種かと思い検索しました。結果、やはり粘菌類のようです。粘菌類の中の「原生粘菌類」の中のツノホコリの変種の一つのタマツノホコリにいきつきました。この世界(変形菌類)もキノコと同様大変奥が深いようで、図鑑や研究会など多岐にわたって調査・研究されている方々がいるようです。粘菌の研究と言えば、南方熊楠(みなかたくまぐす)を思い出します。博物学者・生物学者・民俗学者であり、特に粘菌の研究で知られているようですが、それにとどまらず自然の中の動植物の生態から古今東西の人間の文化活動にいたるまで、この世界のあらゆる現象、森羅万象に好奇心を向けた人物のようです。その人物像に興味を持ち、調べたことがありますが、研究対象が多岐にわたり、研究成果、行動、言動も桁外れたものがあり、愚鈍な私には理解の範疇を超えすぎた人物です。まさに知の巨人と言ってよいでしょう。今回の発見は、キノコを探す際に粘菌にも目を向けるきっかけになったようです。

タマツノホコリ
3日後には消滅

ウラムラサキシメジ

苗圃公園でウラムラサキシメジの群生を見つけました。毎年見かける同じ場所で今回は見事な群生を確認できました。たくさんあったのでいただきたかったのですが、食毒不明だそうです。

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