今年初めての山歩き
今シーズンは2週間くらい冬が早く訪れたようで、その分雪解けも早く進み、いつもはゴールデンウイーク中に最初の山歩きをするのですが、今年は1週間前に入りました。ここ2,3年訪れているギョウジャニンニクとユキザサが混在する場所です。とは言え少し早かったようです。今年最初に見つけた山野草の芽吹きをいくつかご紹介していきます。
ギョウジャニンニク
とても美味しい山菜です。
ユキザサ
時に群生で見られます。これも人気の山菜です。
エンレイソウ
春の芽生えの時に、林の中でかわいい姿を見せてくれます。仲間のオオバナノエンレイソウは北大の校章にもなっているそうです。
エゾニュウ
エゾニュウとアマニュウは同じセリ科でとてもよく似ていますが、葉の形が丸いイメージが、アマニュウ、細長いイメージがエゾニュウです。どちらも食べられます。
アマニュウ
東北地方では、ニョと呼ばれて塩蔵して食べられているそうです。何回か塩蔵して保存しましたが、上澄みにカビが発生し、冷凍保存にしています。
オオハナウド
薄皮をこそぎ取り、生でもいただけます。さわやかな味がします。
キクザキイチゲ
群生で見られるよく目立つ山野草です。
オオウバユリ
鱗茎を油で炒めて食べましたが、味がありませんでした。たまたま?
ヨブスマソウ
茎が中空で葉が三角形をしています。高さ2mくらいになります。東北地方では、ボウナと呼ばれて高級な山菜として食べられているそうです。北海道では、普通に山に見られる山野草のような気がします。
マイズルソウ
舞鶴草。葉の様子をツルが羽を広げた形に見たてたようです。林の中に広範囲で見られます。
エゾエンゴサク
蝦夷延胡索。昔、中国から薬用植物として入ってきたものらしいです。子供の頃、この花の蜜を吸っていた記憶があります。白花はわりとまれです。
チシマアザミ
高さ2mくらいになります。茎の先に薄紫色の頭花を下向きに咲かせます。
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