やっと出たハナイグチ
ハナイグチの発生が遅れている気がします。ここ2~3年採集している場所に、今年4~5回足を運びましたが空振りでした。夏の猛暑が原因なのでしょうか。しかしやっと気温も平年並みになり、散策路へ向かう林道などの路傍に車を見かけるようになりました。おそらくハナイグチが採集目的だと思いますが、北海道、特に道央圏の住民には人気のある食用キノコです。しかし元々自生していたのではなく、カラマツの苗木を長野県などから持ち込み植林したのですが、その際根と共生していた菌糸体も一緒に移植され繁殖したらしいです。ハナイグチを意識しつつ山を歩きました。カラマツ林を散策していると、やっと見つけました。今年最初のハナイグチです。早速採集しました。お味噌汁2~3回分でしょうか。出汁がでて、もっとも美味しくいただけます。シロヌメリイグチも少々ありましたので、それもいただきました。ハナイグチと同様シロヌメリイグチ、アミハナイグチも食用で良い出汁がでます。
今回は同定できなかったキノコが2種類ありました。
散策路NO.16
別の日、旭展望台の散策路NO.16を歩きました。駐車スペース近くに、テングタケが大きく育ち群生していました。この日は、アミハナイグチ、サマツモドキ、シロソウメンタケ、アカヤマタケなどを確認しました。アカヤマタケのかさの直径が7~8cmほどあり、大きく成長した姿を初めてみました。この日も同定できないキノコが数種類ありました。また図鑑、ネットとの突き合わせの日々が続きます。
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