小樽なえぼ公園にクマ出没
5月24日付の北海道新聞の小樽・後志版に、なえぼ公園でクマが目撃されたという記事が載っていました。「23日午前8時20分ころ、小樽市幸1の長橋なえぼ公園で、体長1~2mのクマ1頭が木に登っているのを散歩中の男性が目撃した。現場は一般住宅から約200m」。なえぼ公園の駐車場は入れない状態で、臨時閉園の張り紙がありました。なえぼ公園は私の自宅から30秒のところにあります。私の山歩きの原点とも言うべき場所です。果たして目撃したのは本当にクマだったのか。小樽でもクマは目撃されています。塩谷、天狗山、朝里、桂岡等フンや目撃情報は多数あります。小樽市の地形をザックリ見ると、北に海が広がり南は山岳地帯が広がっています。東西には海岸からほど近い場所に幹線道路数本、JR函館本線などが貫いています。ほとんどの目撃情報は、この幹線道路の南側、山側に集中しています。今回目撃されたなえぼ公園は幹線道路の北側、海側そして住宅地に囲まれた場所にあります。この付近は通常クマが生息していない場所と考えられます。では山岳地帯から迷って入り込んだのか?考えられるのは塩谷の丸山あたりに生息しているクマが幹線道路を数本横断して海岸近くまで行き、そこから東方面に住宅地と海岸沿いの狭い地域を歩き、赤岩山の森林地帯を抜け、そこから南下するというルートです。これなら可能性はゼロではないでしょう。またなえぼ公園の北側には先ほど書いた赤岩山の森林地帯が広がっています。ここではよくエゾシカ、キツネ、タヌキを見かけるのですが、数十年ここを歩いていますが、クマ目撃の情報を目にしたことがありません。クマが生息範囲として生活していけるほどの広さはないように思います。またクマのエサとなるドングリや木の実もそれほど豊富ではないような気がします。とは言え実際に目撃されたことは事実なので、見間違えでなければ注意をして経過を見守りたいところです。


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