はぁ!どちらさんですか!?

キノコ 同定 種

シロタモギタケ見つけた?

先日小樽なえぼ公園の中央園路を歩いていると、白いキノコが目に飛び込んできました。第一感はシロタモギタケでは? とは言え今まで一度も見たことはありません。ただ何となくそう思いました。出ている場所が、ハルニレの根元に近い部分で、枝を人工的に切ったところでした。そのハルニレ自体は枯れてはいないのですが、発生している根元は枯れている状態に見えました。わりと珍しいのではと思いながら撮影し自宅で検索してみました。そしていくつかの候補があることに気づきました。

シロタモギタケ
キシメジ科 9月中旬~10月中旬頃、ニレ類の枯れ木、樹幹、丸太の木口面に発生。かさは径5~15cm、初め半球形、後にまんじゅう形から平らに開く。かさ表面は白色~帯褐色、肉は厚く、緻密。ひだは密、湾生~直生、白色。柄はかさと同色で下方に軟毛を密生させる。
ひだが”湾生~直生”がどうでしょう?

ヒメシロタモギタケ
キシメジ科 8月中旬~9月下旬頃、ニレ属、コナラ属等の倒木上に群生。かさの径は2~5cm、丸山形から開き、平ら~ややロート状、時に不定形。かさ表面は帯白色~灰色で縁部を内側に巻くことがある。ひだは垂生で白色、密。柄は偏心性で白色。
”群生、かさ径2~5cm、柄が偏心性”がどうでしょう?

シロノタモギタケモドキ
ヒラタケ科 7月中旬~8月上旬頃、イタヤ類の立ち枯れ木に発生。タモギタケに酷似し、相違点は、かさ表面が白色~クリーム色で中心部は幾分褐色を呈することがある。柄はかさと同色。
画像を見ると、垂生で一番近いようですが、またその画像には
”群生して、柄が偏心性”の様子も確認できるので、どうでしょう?

以上は主に北海道きのこ図鑑からの引用ですが、シロノタモギタケモドキに関して、藻岩山キノコ観察会というホームページを見ると、白色のひだは長く垂生するのが特徴と書かれていて、画像を見ても何となく似ているようですが、群生すると書いていました。今回は一本しか出ていませんでしたので、どうなんでしょう。

私見では、全体が真っ白なエリンギというイメージです。あまりにもはっきりとした特徴があるのですぐわかるだろうと思いましたが、結論が出ませんでした。そして翌日もう一度観察するため出かけましたが、既にありませんでした。残念!

ヒトヨタケ発生!

エリンギらしきキノコを再度確認に行って空振りだった道すがら、巨木の立ち枯れ木の根際にたくさんのヒトヨタケを発見しました。遠くからでもすぐわかるほどの大きさと数でした。見つけた場所は、以前にもヒトヨタケを見つけたことのある場所でしたが、これほどの群生を撮影するのは初めてです。

今回の同定は、シロタモギタケにこだわりすぎたかもしれません。再度図鑑、ネットで広く検索してみます。

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