9月に入り山を散策して確認できるキノコが増えてきました。最近見かけたキノコをご紹介します。
チチアワタケ:イグチ科 9月~10月頃マツ類林内の地上に発生。かさは径4~10cm。カラマツ林を歩いていてよく見かけます。道民の好きなハナイグチに大変よく似ています。違いはツバがあるかないかで見分けられます。



タマシロオニタケ:テングタケ科 8月~9月上旬頃、ミズナラ等の広葉樹林内に発生。全体が白色でよく目立ちます。かさの径3~7cm。とても綺麗なキノコです。有毒。

ミヤマタマゴタケ:テングタケ科 9月上旬~10月上旬頃、エゾマツ、トドマツ、ミズナラの針・広混交林などに発生。かさは径6~15cm。2001年に新種とされたキノコのようです。

ガンタケ:テングタケ科 8月~10月下旬頃、特にトドマツやミズナラ林地上に発生。かさは径6~18cm。かさ表面は赤褐色~暗赤褐色で、多数の灰白色~淡褐色のイボが付着する。柄は長さ8~24cm、淡赤褐色、下方は濃色で上部に白色膜質のツボがある。


キホウキタケ:ホウキタケ科 9月上旬~下旬頃、ミズナラ等の広葉樹林内の地上に発生。全体がレモン色、成熟すると黄土色になる。有毒。

エセオリミキ:キシメジ科 秋期、針・広混交林の落ち葉や落枝上に発生。かさは径3~6cm、かさ表面は平滑で赤褐色~暗オリーブ褐色。ひだは白色、密。食。
エセは偽物、オリミキはナラタケのことのようです。

ヒメキシメジ:ヒナノヒガサ科 夏~秋、腐植上や古い切り株上に発生。かさは径1~2cm、かさ表面は黄土色~密色。とても小さなキノコです。

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