本当にクマ?
今日は旭展望台の散策路を歩く予定でいつもの空き地に車を止め準備をするつもりでしたが、近くにクマ出没を知らせる看板が立てられていました。私が通う旭展望台の散策路は、市街地に近接していて、クマが生息しているであろう山間部とは2本の公共道路で隔てられ、あえてその道を越え餌を求めるほどの魅力ある地域とは思えないのですが。とは言え、ビビリ屋の私は、引き返しいつものなえぼ公園に場所を変えました。先日大量にタマゴタケ、アカヤマドリが発生した場所に行き、再び観察をしました。前日は雨が降り、地面は湿っていました。タマゴタケのかさは、水溶性で水に溶けるイメージがありましたが、赤色が薄れたもの、そのままのものなどさまざまでした。再度足を踏み入れてその発生範囲が広いことに驚きました。いつもは散策路の路傍に点在しているのを観察するのですが、それは散策路を少し離れるとクマイザサが行く手を阻み、思うように観察できないという理由もあるでしょう。ここはササが少なく、あるいは今年大量に枯死したようで、地面がよく見渡せます。改めて思うのは、タマゴタケは何故鮮やかな赤色なのでしょう。キノコの謎は尽きません。
アカヤマドリをいただく
アカヤマドリの幼菌を少しいただいて調理して見ました。虫食い、汚れを取り除きほどよい大きさに切り分け、バター、ニンニクを入れフライパンで炒めてみました。初めて食べたのですが、食感があり、コクも感じられ、洋風料理、パスタ料理に最適な食材のような気がしました。
今回の大量のタマゴタケの発見も少し時期がずれていれば見つけられなかったでしょう。キノコとの出会いは予想ができません。それだけに山へ入る回数を重ね、自然との触れ合いを感じつつ山歩きをする、それが様々なキノコと思わぬところで出会う醍醐味ではないでしょうか。
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