タモギタケ発見!|小樽 山歩き キノコなど

キノコ

いつものタモギタケ

先日、毎年タモギタケが発生する小樽公園内テニスコート駐車場の立ち枯れ木に様子をうかがいに行きました。目立つ黄色のタモギタケが見事に発生していました。今回は私が第一発見者のようで採取した跡がありませんでした。成菌、幼菌がたくさん発生しています。成菌をいくつかいただいて、バター炒めにして食べましたが、とても美味しいキノコです。

小樽苗圃公園

6月に入っていつもの小樽苗圃公園に行きました。今年は5月に入っても気温が上がらず、朝晩寒いくらいで、5月末の朝にストーブをつけてしまいました。今日は山を散策しているとエゾハルゼミの鳴き声がシャワーのようにふりそそいできて、暑くもなく、寒くもなく心地よい一日です。そんな中いくつかのキノコを見つけました。最初にオオワライタケを発見。シラカバの倒木のクマゲラなどがあけた穴のふちから発生していました。今回が初見ですがおそらくそうだと思います。このキノコは毒キノコで、多量に食べると、幻覚、幻聴をともなう精神の異常興奮、狂騒状態になるそうです。

オオワライタケ

その近くの地上にヒイロガサが発生していました。

ヒイロガサ

その後カラマツ林を歩いていると、古い倒木に苔が生えていてその上に数種類の若葉が確認できました。この若葉が古木を土に還し、そのあとに勝ち残った幼木が成長し世代交代を繰り返す。私たちはその若葉から大木に成長するまでを見ることはできません。いわばその端緒を切り取って見ているにすぎません。自然の時の流れの雄大さをほんの少し実感できた気がします。

今日見つけたキノコはほかにホソツクシタケ、アシナガタケ、不明種3種です。不明種1はよく倒木の苔の中に見つけますが、なかなか同定に至りません。不明種2は初めてみました。不明種3もありがちなキノコですが、わかりません。キノコは奥が深いですね。

ホソツクシタケ
アシナガタケ
不明種1
不明種2
不明種3

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