山野草やキノコなど
6月に入り、目立ったキノコが見つからないまま山に入りました。最初に見つけたのが、イチヤクソウでした。小樽ではベニバナイチヤクソウはよく見かけますが、この白いタイプはイチヤクソウと思われます。
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次にオオダオコンソウ、オオハナウドの開花などを確認、少し湿ったところにサイハイランを見つけました。花の穂を昔の大将が戦の時に指図に使った采配に見たてて、この名がついたようです。
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また先日ご紹介したクルマバソウですが、車のような葉が平均2段と紹介しましたが、結実する時期には、3段あるいは4段にもなっていて訂正いたします。
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数少ないキノコでは、チシオタケの老菌を見つけました。よく見るとカビの仲間のタケハリカビが発生していました。そのほか、地面にはチャワンタケ科の一種のキノコ(タルゼッタ カティヌス?)が数個確認できました。
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前回ご紹介したオオワライタケの老菌
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場所を移して赤岩に入りました。キサケツバタケを見つけました。これは初同定で幼菌が数個確認できましたが、あまり自身がありません。また道の先にエゾシカの子供と思われる個体を見つけましたが、撮影には至りませんでした。エゾシカの成獣は軽自動車を踏み潰すくらいの大きさですが、今回はそれほど大きくありませんでした。この時期は植物の活動が活発で種の存続を叶えるため、あらゆる場所で勢力を維持する戦略をとっています。キノコはその出番を辛抱強く待っているような気がします。
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