青いキノコ発見!
先日ヒトヨタケの群生をご紹介しましたが、その時にいくつかの今まで見たことのないキノコが周辺に発生していたので撮影しました。
かさが青いキノコです。かさの径は2cm程度でしょうか、あまりあざやかな青ではないですが、今まで見たことのない色をしていました。その時は何となく撮影したのですが、自宅に戻り確認すると、これは珍しいソライロタケでは?と思い始め、翌日再訪しました。前日はかさ部分しか撮影しませんでしたが、今回は横からかさ裏や柄の様子も確認できました。結果ソライロタケからは遠くなった気がします。解説すると、かさの径は2cm、青緑色、かさ表面につばの名残の鱗片が点在。ひだはクリーム色、やや疎、湾生。柄はつばの跡のような綿毛状のものが残り、灰褐色、根元に菌糸をつける。こんな感じでしょうか。最終的に同定不能?



もうひとつ、おそらくナヨタケだと思うのですが、図鑑によると、秋、林内の落枝、落葉間に発生。かさの径は1.5~2.5cm、表面は無毛、吸水性があり、湿時は帯褐灰色、乾けば淡紅色~白色になる。ひだはやや疎~疎、成熟すると黒褐色で、縁が幾分桃色を呈する。柄は長さ7~9cm、白色でもろく、基部は白毛でおおわれる。ナヨタケとしました。


少し離れた場所で、ナラタケを見つけました。以前にも見たことのあるキツブナラタケです。ナラタケがつくキノコは数種類あるようですが、山溪カラー名鑑日本のきのこにはナラタケ(広義)という記載で、一種類のナラタケを紹介していますが、最後に”これまでナラタケと呼ばれてきた種は、多くの種に分けられる”とありました。一方、北陸のきのこ図鑑には9種類ものナラタケ類が掲載されています。その図鑑やネット検索などで種類に幅がありました。私が調べただけでも名前にナラタケがつく近縁種が12種類ありました。まだ増える気がします。
私が今まで確認したナラタケ類は、ナラタケ、オニナラタケ、キツブナラタケ、この3種類ですが、以前私の見つけたナラタケが真正のナラタケなのか怪しくなってきました。
以前ナラタケと同定した画像

以前オニナラタケと同定した画像

今回キツブナラタケと同定した画像




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